覚醒剤は「ブラックマネーを元に戻す薬」 被告ら口々に
板倉大地 仲川明里 吉備彩日
青森空港に大量の覚醒剤が相次いで持ち込まれている問題で、覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)と関税法違反(輸入未遂)の罪で今年起訴されている外国籍の被告5人が、手荷物の中身が覚醒剤ではなく「ブラックマネーを紙幣に戻す薬」だと思っていたと話していることが、捜査関係者への取材でわかった。捜査当局はこうした共通点から、一連の事件の背後に同一犯が関わっている可能性があるとみて調べている。
覚醒剤の密輸事件は今年2月から8月に計3件、青森空港で発生した。
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1件目はオランダ国籍、2件…
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