神奈川)浸水被害企業に各地からボランティア 歓迎の声

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 台風15号による高波で、甚大な浸水被害のあった横浜市金沢区の金沢臨海部産業団地では、インターネットで募ったボランティアが、神奈川県内各地から集まり活動を続けている。西日本豪雨などで活動してきたベテラン組がいる一方、高校生や大学生など若者の姿も。支援を待っていた中小企業から歓迎の声が聞かれた。

 再建に向け、地元の人やボランティアが活動を続けている。3連休最後の23日は、51人のボランティアが集まった。

 工場機械メーカー「山王鐵工」(東京都大田区)の横浜工場は機械が水につかり、再開のめどが立っていない。同社の工場でボランティアした横浜市立大の松本壮玄(たけひろ)さん(20)らは、機械の部品を置く棚のペンキを塗ったり、水につかってさび付いた部品を洗浄したりした。同社の社長、今田博之さん(59)は「ボランティアが来てくれるのは先週の3連休に引き続き、4回目。本当に助かる。感謝しかない」と話す。

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