18年ぶり復活キャラ 着ぐるみに会いに、おいでよ宮城

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大宮慎次朗
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 2001年の宮城国体のマスコットキャラクター「ケヤッキー」が、いま熱い。長く表舞台から遠ざかっていたが、ツイッターの有名アカウントのアイコンに使われたことで、人気復活。投票中の今年の「ゆるキャラグランプリ」でも全国17位につけている。愛らしくなった新しい着ぐるみも登場した。

 ケヤッキーは、ケヤキの精霊の設定だという。国体で活躍した後は、県の公式キャラクター「むすび丸」の登場などで、ほとんど忘れられた存在になっていた。それが2014年、ツイッターアカウント「おいでよ宮城」のアイコンに「起用」されたことが転機になった。

 「おいでよ宮城」は、宮城ネタを発信しながら「おいでよ」とつぶやき、フォロワーは3万人を超える。名取市出身で東京に住む男性が、震災の後「もっと故郷に帰らなければ」と自分に言い聞かせる目的で、13年に開設した。ケヤッキーをイラストした人の家族からも、正式に使用許可をもらったという。

 高まるケヤッキー熱を地元の盛り上げに役立てたいと、地域情報サイト「仙台つーしん」の運営者佐々木安久さん(28)は考えた。思いついたのが、ケヤッキーの着ぐるみの一新だ。

 実は18年前に使われていた着ぐるみは、「ゆるキャラ」という言葉がない時代だけに、違和感だらけだった。

 4頭身で手足が長く、目を凝…

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