特殊詐欺用の架空口座、大量に開設か 暴力団幹部ら逮捕

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 偽造の運転免許証で銀行口座を開設し、キャッシュカードをだまし取ったとして、警視庁は、指定暴力団山口組系組幹部の岡本徹容疑者(42)=東京都豊島区池袋2丁目=ら4人を詐欺容疑で逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。

 同庁は岡本容疑者が住むマンションの一室で、架空名義の免許証や保険証、カードなど約600点を押収。開設された口座に特殊詐欺の被害者から計1600万円が入金されていることも確認した。岡本容疑者らがこの部屋を拠点に架空口座の開設を繰り返し、詐欺グループに提供していたとみて解明を進める。

 捜査関係者によると、岡本容疑者は4月に自宅で、ともに逮捕された33~50歳の男3人と共謀し、偽造の免許証を使って東京都内のインターネット銀行に口座の開設を申し込み、カードを詐取した疑いがある。

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