NYで落語ロングラン、地元客が大半 さて笑いのツボは

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ニューヨーク=藤原学思
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 カナダ・トロント出身の落語家、桂三輝(サンシャイン)さん(49)によるロングラン公演が、米ニューヨークの「ニュー・ワールド・ステージ」で始まった。来年1月まで、英語で毎週2回の公演を行う。初日の19日は350席がほぼ埋まり、上々の滑り出しを見せた。

 三輝さんは1999年に訪日。5年目に落語を知って感銘を受け、大阪芸大大学院で学んだ後、2008年に桂三枝(現・六代文枝)に弟子入りした。これまで米国を含め世界各国で精力的に公演してきた。

 劇場は歴史のある「オフブロードウェー」の一つで、落語のロングラン公演は初めてになる。三輝さんは19日に開いた会見で「世界中で、日本と同じツボで観客が笑ってくれた。落語は普遍的で、その価値をさらに世界に広めたい」と自信を見せた。

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 初日は大半が地元の観客だっ…

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