兵庫)神戸市、AI活用し消防団員からの情報集約

有料記事

川嶋かえ
[PR]

 人工知能(AI)などのテクノロジーを活用し、災害時に消防団が現場の情報を消防本部とリアルタイムで共有するシステムを、神戸市が導入した。現場の消防団員と本部のコミュニケーションを進め、より効果的な災害対応をはかる。

 消防団員は、各市町村に設けられた消防組織に属する非常勤の公務員。水害や震災などでは、いち早く現場に駆けつけて活動にあたることもある。

 これまで、現場に出動した消防団員は、主に電話や無線で、現場の状況や活動内容を最寄りの消防署に報告し、署の情報を本部が集約していた。だが、昨年の西日本豪雨では被害が広範な地域で相次ぎ、情報集約には時間がかかった。

ここから続き

 新たなシステムは、通信アプ…

この記事は有料記事です。残り688文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら