決戦の朝、歴史動かした2人の会話 W杯南ア戦の秘話

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遠田寛生 野村周平
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 決戦の朝。2人の何げない会話が、歴史の扉をノックしていた。

 4年前の9月19日。ラグビー・ワールドカップ(W杯)イングランド大会の初戦、南アフリカ戦の開始を約7時間後に控えた日本代表のヘッドコーチ、エディ・ジョーンズと主将のリーチ・マイケルは、英ブライトンの宿舎近くのビーチでコーヒーを飲んでいた。

 「いつもはやらない。でもなぜか、その朝はそうなった」と、エディは振り返る。大一番だからといって、普段の試合と違う準備をすることを嫌う指揮官にしては珍しいことだった。

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 「全力で挑戦しよう」「仮に…

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