阪神・近本がセ新人最多安打を更新 61年ぶり長嶋抜く

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 プロ野球阪神のドラフト1位新人、近本光司外野手(24)が19日のヤクルト戦(甲子園)の一回2死、小川から右前安打を放った。今季の安打数を154として、1958年に巨人の長嶋茂雄(当時は全130試合)が記録したセ・リーグの新人最多安打記録(153)を更新した。プロ野球記録は、56年に佐々木信也(高橋)が記録した180安打。

 近本は球団を通じ、「記念パネルをいただいたときのファンのみなさんの声援で(記録を達成した)実感がわきました。塁に多く出ることが自分の仕事なので、1本でも多く打ってチームに貢献できるように頑張ります」とコメントした。

 近本は兵庫・社高、関学大、大阪ガスを経て、昨秋のドラフト会議で阪神から1位指名を受けて入団。1年目の今季は開幕戦からスタメンを勝ち取った。前日のヤクルト戦では、3安打を記録し、長嶋の記録に並んでいた。

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