奈良交通(奈良市)と県は21~23日の3連休に、奈良公園(同市)と法隆寺(斑鳩町)を結ぶ「世界遺産周遊急行バス」を走らせる実証実験をする。同区間の移動時間を縮め、点在する世界遺産の寺社や史跡を1路線でつなぐ。観光客の利用がどれくらいあるか調べ、導入を検討する。
奈良交通によると、急行バスは春日大社、東大寺、興福寺が集まる奈良公園を出て、唐招提寺、薬師寺がある西の京地域を経由。法隆寺、法起寺がある斑鳩地域まで片道約55分で結ぶ。
ほぼ同ルートの路線バス「奈良・西の京・斑鳩回遊ライン」が既にあるが、急行バスはその停留所数を47から14に減らし、所要時間を15分短縮。平城宮跡前もルートに加え、世界遺産の名所を網羅する。
ここから続き
県の2017年の推計値では…
【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら