転覆漁船の救命いかだを回収 北海道沖、8人いまだ不明

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【動画】納沙布岬沖で転覆した状態で発見された漁船=第1管区海上保安本部提供
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 北海道根室市納沙布岬沖で連絡が取れなくなったサンマ棒受け網漁船「第65慶栄丸」(29トン)とみられる転覆した船体が見つかった付近の海上で、救命いかだが18日朝見つかり、回収された。第1管区海上保安本部によると、いかだに人はおらず、敬礼寿広船長ら乗組員8人は見つかっていない。

 海保によると、救命いかだは転覆した船体から南東の地点で僚船が見つけた。海保の巡視船「えりも」は18日午前に現場に到着し、救命いかだを回収。製造番号などから慶栄丸のものと特定した。また、転覆した船体は慶栄丸と確認した。特殊救難隊を乗せた巡視船「そうや」も同日深夜に到着する見込みという。

 海上自衛隊の航空機は17日夜から18日早朝にかけて、海保の航空機も18日朝から付近を捜索しているが手がかりは見つかっていない。

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 慶栄丸は北海道大樹町の大樹…

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