「日本は難しい組、しかし…」 エディ前監督が占うW杯

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構成・遠田寛生
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 ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の開幕(20日)まで、あと2日。前回大会で日本を指揮して3勝を挙げたエディ・ジョーンズ氏は今回、優勝候補のイングランドを率いて日本に戻ってきた。かつて指導した選手も主力として活躍する日本代表の動向は、この4年間、欠かさずチェックしてきた。その名将に、日本の1次リーグの戦いを占ってもらった。

「自分たちの力を信じれば…」

 日本代表は1次リーグで厳しい組に入った。しかし(5チーム中で2位以上になって)決勝トーナメントに進める可能性はある。誰にも人の限界は分からない。自分たちの力を信じれば素晴らしいことを達成できる。2015年大会の我々(日本)もそうだった。

 ロシアとサモアは、勝つべき相手だ。特に開幕戦のロシアに勝って日本中を盛り上げたい。優勝候補でもあるアイルランドには分が悪い。日本と違い、ボールを保持して攻めてくる。いったんボールを渡してしまうと取り戻すのは難しい。ブレークダウン(タックル後のボール争奪戦)でも苦戦が予想される。

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 そして、全てをスコットラン…

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