(エスパルス奮橙記)ダービー制し天皇杯頂点へ前進

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森谷理・清水エスパルス広報部長
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 エスパルスは18日に天皇杯日本サッカー選手権大会ラウンド16をジュビロ磐田と戦った。リーグではエスパルスが10位、磐田は最下位に沈むが、お互いにそんなことは関係ない。平日開催でさらに天候もあいにくの雨模様だったが、静岡ダービーということもあり、ヤマハスタジアムのゴール裏は多くのサポーターで埋まり、ピッチに熱い声援が送られた。

 試合は磐田に先制されたものの、後半アディショナルタイムにゴールをこじ開け同点に追い付く。延長戦前後半の30分間でも決着がつかず、勝負はPK戦へ。ここで頼れるベテランGK西部洋平選手が2本のPKを止めて、死闘に終止符を打った。エスパルスは5年ぶりにベスト8へ駒を進めることになった。

 今季、もう一つのカップ戦となるルヴァンカップは予選リーグ敗退。リーグ戦の優勝は非現実的な中、この大会が唯一、優勝の可能性を残す大会となる。篠田善之監督は「決勝戦は新国立競技場のこけら落としとなるので、元日にその舞台に立ちたい」と話す。

 エスパルスが最後に決勝戦に…

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