ヘルシーでエコ、でも「だまし」? 代替肉の波が来た

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赤田康和
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 大豆などの植物性たんぱく質を使った「代替肉」。米国で人気というが、日本にもブームが来るのか。

 大塚食品(本社・大阪市)が8月から全国で販売しているのは、レトルト食品の「ゼロミート」。食感を肉に近づけるために、本物の粒の大きさや形を顕微鏡で観察。味の再現のためにハンバーグの脂肪酸を分析し、パルミチン酸、オレイン酸が高いことをつきとめ、再現した。

 昨年11月から試験販売し、約8千人の声を集めたところ、「大豆のにおい」「大豆の苦み」への批判が数割に上った。そこで、「原料の加工方法を色々工夫した」と嶋裕之・新規事業企画部長。全国販売は好調で、小売店からの引きも強いという。

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 試食すると、確かにハンバー…

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