インドネシア首都移転、環境破壊の調査開始 地元の声は

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バリクパパン=野上英文
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 インドネシアで計画が進む首都移転をめぐり、候補地のカリマンタン(ボルネオ島)で環境破壊への懸念が強まっている。政府は16日、リスクを減らすため、現地での調査を始めたと発表した。一方、地元では開発にともなう発展への期待が高まる。

 8月末に指定された候補地の近くにある、東カリマンタン州バリクパパンのマレーグマ保護センターの職員、リツキ・アメリアさん(22)は不安の声を上げる。「ただでさえ、動物のすみかは狭まっている。首都移転となれば、さらなる悪影響は避けられないだろう」

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