日本の高齢化率、世界最高28.4% 推計3588万人

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 65歳以上の高齢者の人口(15日現在)が推計で前年比32万人増の3588万人となり、総人口に占める割合が28・4%にのぼることが、総務省が16日の敬老の日に合わせて発表した人口推計でわかった。いずれも過去最高。昨年の高齢者の就業者数は15年連続増加の862万人で、就業者総数に占める割合も12・9%と過去最高となった。

 総務省が発表した資料によると、男女別の高齢者数(15日現在)は、女性が2028万人(女性人口の31・3%)、男性は1560万人(男性人口の25・4%)だった。日本の高齢者人口の割合は世界でも最も高く、2位のイタリア(23・0%)を大きく上回った。

 昨年の高齢者の就業率は男性が33・2%、女性が17・4%と、いずれも7年連続で増加した。年齢別では、65~69歳で46・6%、70~74歳で30・2%、75歳以上で9・8%となった。

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 高齢就業者の内訳をみると…

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