「この外国人、パンチがない」 リーチ主将を変えた一言

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能田英二
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 ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会が20日、東京スタジアムで開幕し、日本がロシアと対戦する。主将のFWリーチ・マイケル(30)は「日本の強さを証明したい」との思いを胸に、初の準々決勝進出に挑む。

 ニュージーランド(NZ)南部のクライストチャーチ生まれ。母イバさん(59)によると、絵を描くのが上手なおとなしい子どもだった。5歳でラグビーを始めた。家庭は決して裕福ではなく、線路沿いの自宅は列車が通過すると揺れたという。

 通っていた学校は日本との交換留学が盛んで「日本でラグビーの選手、指導者になって家族を楽にしたい」と考えた。2004年、奨学金制度を頼りに札幌山の手高に進学した。

全国大会で味わった屈辱

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 1年生の冬、全国大会で屈辱…

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