ビンラディン容疑者息子を米軍が殺害 トランプ氏発表

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ワシントン=渡辺丘
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 トランプ米大統領は14日、米同時多発テロを主導した国際テロ組織アルカイダの指導者だったオサマ・ビンラディン容疑者の息子のハムザ・ビンラディン容疑者が死亡したと発表した。アフガニスタンパキスタンの国境付近で米軍の対テロ作戦によって殺害されたという。

 トランプ氏は声明で、ハムザ容疑者がさまざまなテロ組織の計画などに責任を負っていたと指摘。「アルカイダの重要な指導力や父との象徴的なつながりを奪い、組織の活動を弱体化させる」と成果を強調した。殺害時期などの詳細は明らかにしていない。

 米国務省などによると、ハムザ容疑者は30歳くらいとみられ、米国が2017年に国際テロリストに指定。米紙ニューヨーク・タイムズなどで7月末、米当局者の話として、2月より前に殺害されたとみられると伝えられたが、トランプ氏は記者団に「コメントしたくない」と答えていた。

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 米政府は2月、ハムザ容疑者…

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