しどろもどろ返上? 米大統領選へ、民主トップ3が論戦

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ヒューストン=土佐茂生
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 2020年米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、3回目となるテレビ討論会が、テキサス州ヒューストンで開かれた。生き残りに向けた争いが激しくなるなか、世論調査でトップの3候補が初めて一堂に会した。(ヒューストン=土佐茂生)

 12日にあった討論会の最大の注目点は、各種世論調査でトップ3となっているジョー・バイデン前副大統領(76)、バーニー・サンダース上院議員(78)、エリザベス・ウォーレン上院議員(70)が初めて、同じステージに並んだこと。特に、穏健派のバイデン氏革新系の両上院議員とどう対峙(たいじ)するかがポイントとなっていた。

 そんななか、仕掛けたのはバイデン氏だった。「上院議員たちの主張は行き過ぎか」という司会者の質問に対し、オバマ政権時代の医療保険改革(オバマケア)の成功を維持しながら改革する自分の案を強調し、オバマケアを撤廃して全国民に公的保険を導入しようとする2人を牽制(けんせい)。「私の案は7400億ドルかかるが、(2人の案の)30兆ドルほどはかからない。どうやって財源を作るのか」と述べた。

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 これに対し、ウォーレン氏は…

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