巨人の躍進は「夜食」から? 坂本・菅野らもモリモリ

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山下弘展
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 体が資本のプロ野球選手にとって、食事も立派なトレーニングだ。今年、5年ぶりのリーグ優勝を目前にしている巨人。管理栄養士の斉藤裕子さん(39)による地道な食事指導も、躍進の背景にあった。

 斉藤さんは球団とパートナーシップ契約を結ぶスポーツ関連企業「ドーム」の社員。ドーム社から派遣される形で、2018年から球団常駐になった。業務の内容は広い。まず、2軍では定期的に栄養講習会を開催。若手選手には食事内容の写真を専用サイトにアップしてもらい、毎日チェックする。

 食事以外にもサプリメント類の調達や管理、摂取を指導する。東京ドームで試合があるときは、1軍の選手に毎日体重を量ってもらい、体調の把握に務める。選手寮はもちろん、春と秋のキャンプや遠征先のホテルへメニューづくりの助言もする。

 斉藤さんが球団に来て、本格的に始めたのが「夜食」だ。東京ドームでの試合後、選手寮から通う若手選手の食事はもともと用意されていたが、それを希望者全員に広げた。「運動後、30分以内が栄養補給のゴールデンタイムと言われています。いかに早く栄養補給ができるかで、翌日の疲労が変わるのです」

 メニューは日替わりで、必ず肉と魚が入り、ボリューム満点だ。

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