黒嘉嘉七段が台湾で初めて見た封じ手「時に暴力的で…」

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村上耕司 大出公二
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 17年ぶりの海外対局となった第44期囲碁名人戦七番勝負(主催・朝日新聞社、協賛・明治 チョコレート効果)の第2局は、開催地の台湾・台北出身の張栩(ちょうう)名人(39)を挑戦者の芝野虎丸八段(19)が黒番中押しで破り、シリーズ成績を1勝1敗のタイに戻した。「日本の名人戦」を初めて生で見た台湾の人気棋士、黒嘉嘉七段(25)はこの戦いになにを感じたのか。

【黒嘉嘉七段のインタビュー動画】は記事後半にあります。熱戦の詳細は上記リンク【タイムライン】でどうぞ。日台の棋士らの交流の様子、対局でふるまわれた食事やおやつ、台湾観光情報も満載です。

 1日目は、封じ手を含めた手数が歴代最長の120手まで進んだ。翌朝はその長い手順を両対局者が初手から順に再現していく。並べ終えるまで約5分。立会人の隣で、その様子をじっと見つめていた。

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 「封じ手は漫画『ヒカルの碁…

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