105歳スイマー、最後の挑戦 世界記録20個目なるか

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藤牧幸一
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 水泳で18の世界記録をもつ長岡三重子さん(105)=山口県布施町=が、福岡市で今月ある日本マスターズ水泳選手権大会に挑む。自身最後の大会となる見込みで、泳ぎ切ることができれば19、20個目の世界記録も視野に入る。練習をサポートしてきた長男の宏行さん(79)は「有終の美を飾ってほしい」と願っている。

 9月上旬、長岡さんは柳井市のプールにいた。宏行さんに手を引かれながら水中での歩行練習を繰り返した後、体を仰向けにして、ゆっくりと両手で水をかきながら背泳ぎの練習を始めた。

 「水泳は好きです」。笑顔が印象的だ。

 長岡さんがプールに通い出したのは80歳のとき。ひざを痛め、リハビリのためだった。

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