秋田)南通亀の町を再生したデザイナー 東海林諭宣さん

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高橋杏璃
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 数年前まで空き店舗が目立っていた秋田市南通亀の町の一角に、にぎわいを取り戻した立役者だ。使われなくなった建物を活用して町内に次々と飲食店を開き、市民が集う仕掛けをつくった。「自分のように秋田にUターンしてきた若い世代の人たちに『秋田でも何か面白いことができそう』と思ってほしい」と願う。

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 大学進学を機に上京し、在学中に始めた映像会社でのアルバイトをきっかけにグラフィックデザインの楽しさを知った。卒業後は東京のデザイン会社に就職。飲食店などの内装やロゴマークのデザインを手がけた。「メニューの文言一つでお客さんの入り方が変わる。人の動きが見られる仕事が面白かった」

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 約3年の会社勤めを経て、フ…

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