鹿児島)川内原発1号機、燃料搬入を公開 来月発電再開

有料記事

外尾誠
[PR]

 九州電力は10日、定期検査のために停止中の川内原発薩摩川内市)1号機の原子炉核燃料を入れる様子を報道陣に公開した。「燃料装荷」と呼ばれる作業で、12日まで続ける。検査が順調にいけば、10月上旬に発電を再開、11月上旬に営業運転に戻るという。

 ただ、1号機は来年3月には再停止する見通し。設置が義務づけられたテロ対策施設の建設が遅れているためで、九電の浜田寛・環境広報担当次長は10日、「(建設)工期を短縮すべく、工程を精査している」と述べた。

 公開されたのは、ウラン燃料棒を束ねた全長約4メートルの「燃料集合体」を運ぶ作業。作業員がクレーンを使い、この燃料集合体を保管する燃料プールから1体ずつつり上げたり、隣の原子炉建屋内にある原子炉容器に入れたりしていた。

 1号機の定期検査は7月下旬…

この記事は有料記事です。残り195文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら