芸能界やネット業界などで会社に所属せず、フリーランスの立場で働く人の61.6%がパワハラ被害、36.6%がセクハラ被害に遭っているとのインターネット調査結果を10日、協同組合「日本俳優連合」(西田敏行理事長)など3団体が発表した。厚生労働省で開かれた記者会見では、被害を受けた女性たちが実名や匿名で告発した。
「私は同業者の男性からレイプを受けた被害者です」
かつてインターネット中継の映像製作者として仕事をしていた八幡真弓さん(41)は会見で、マイクを手にテレビカメラをまっすぐみつめた。「被害を恥じることだと思っていない。被害者を特殊で弱々しく、痛々しい人間ではなく、ひとりの人間として知ってほしいと思い、本名で顔を出してここに来ました」
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