熊本)熊本桜町バスターミナルで竣工式 復興の象徴に

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白石昌幸
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 熊本市中央区の桜町再開発事業に伴い建設を進めていた「熊本桜町バスターミナル」(旧称・熊本交通センター)などの開業を前に10日、関係者ら約190人を招いた竣工(しゅんこう)式があった。乗降場数は路線バスでは国内最多の29で県内外への交通の拠点となり、11日の始発から営業を開始。14日には商業施設「SAKURA MACHI Kumamoto」も開業する。

 竣工式では神事のあと、「第1便」のバスがターミナル周辺をデモ走行。施主の熊本桜町再開発株式会社の矢田素史(もとし)社長は「再開発施設の完成で熊本の街中ににぎわい拠点が誕生する。熊本地震からの復興のシンボル、県内外からの交流拠点、そして世界に対する情報発信基地を目指す」とあいさつした。

 熊本桜町バスターミナルは、熊本交通センターとして1969年に県庁の跡地を利用して開業。桜町再開発にともない2015年に営業を停止し、仮設ターミナルで営業していた。

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 主な行き先としては、福岡方…

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