山形)佐藤氏、山形市長に再選 投票率、戦後2番目低さ

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上月英興 青山絵美
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 8日投開票の山形市長選は、無所属現職の佐藤孝弘氏(43)=自民、公明推薦=が、無所属新顔で共産党県委員の石川渉氏(45)=共産推薦=を大差で破り、再選を果たした。投票率は39・08%で、2015年の前回(56・94%)を17・86ポイント下回った。7月の参院選のような「野党共闘」が成立せず、信任投票の色合いが濃い選挙戦となり、戦後最低の07年(31・36%)に次いで低かった。当日有権者数は20万5560人。

 8日夜、当選が決まった佐藤氏は事務所で支援者らに拍手で迎えられ、万歳三唱をした。「チャレンジする市政、市民目線の行政を継続しながら、『健康医療先進都市』の推進や地域公共交通の問題、新しい学習指導要領の対応に、市民の皆さんと同じ方向を向いて取り組む」と語った。

 一夜明けた9日朝は、同市鉄砲町の交差点で辻立ち。「得票率が大変高く、期待は大きいのでしっかり頑張りたい」と語った。投票率の低下については「投票に行かなかった方々にも関心を持ってもらう政策の伝え方など、工夫も必要だ」と振り返った。

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