初入閣の進次郎氏、その損得勘定は 担当記者が読み解く

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三輪さち子
【動画】11日に予定される内閣改造。注目のポストは誰に? 注目のあの人はどうなる?
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 内閣改造・自民党役員人事のたび去就が注目されてきた政治家・小泉進次郎氏(38)。11日に初入閣することが固まった。将来の首相候補として世論の期待も大きい進次郎氏のキャリアに、今回の処遇はどんな意味を持つのか。かつての担当記者が考えた。

 進次郎氏の将来について、父・小泉純一郎元首相は「首相になるのは、50歳になってからでもいい」と周囲に漏らす。立身を急がず精進すべし、という思いからだ。かつて進次郎氏を取材していた私も、今回の入閣がデメリットの方が大きいと考える。

 進次郎氏は当選4回。衆院議員になって丸10年で、国政で活躍する議員として中堅の域に入ってきた。5月の朝日新聞の世論調査では安倍晋三首相の次の党総裁にふさわしい人として石破茂・元自民党幹事長菅義偉官房長官を抑えて1位に。その人気はすっかり定着した感がある。

 中堅クラスの政治家が入閣す…

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