英語民間試験は、大学入試改革の目玉として、2020年度から大学入学共通テストで活用される。大学入試センターが、英語の「読む・聞く・話す・書く」の4技能を評価できる7種類の試験を認定。原則として高校3年生(現在の2年生)が来年4~12月に受けた2回までの試験の成績が、入試センターを通じて出願先の大学に送られ、合否判定に活用される。
入試センターは昨年3月、20年度に活用できる試験として8種類の試験を認定した。だが、今年7月にTOEICが離脱を発表。英検は学校などで実施されてきた従来型が認められず、新たにメインの「S―CBT」など3タイプの試験を用意した。
7種類の試験のうち、全都道府県に試験会場が設けられるのは、英検と、「大学入学共通テスト版」をメインとするベネッセコーポレーションのGTECだけになる見込みだ。このため多くの受験生が、この二つの試験に集中すると予想されている。
多数の試験の結果を比較する…
【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら
大学入学共通テスト 問題・解答・分析はこちら
最新ニュース、時間割、受験生応援企画などをお届け。試験当日は問題と解答を速報します。[もっと見る]