京急事故、列車なぜ衝突 異常時に踏切前で止まれる設計

有料記事京急脱線事故

細沢礼輝 贄川俊
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 大型トラックとの衝突・脱線事故から2日ぶりに、京急本線が7日午後、全線で運転を再開した。踏切内で車が立ち往生するトラブルは、各地でしばしば起きている。今回の現場でも、立ち往生を想定した安全システムは整備されていた。それなのになぜ、ぶつかるまで列車は止まれなかったのか。

 5日昼前、横浜市神奈川区の神奈川新町駅に隣り合う踏切で、事故は起きた。

 京急の説明によると、トラックは警報機が鳴り始める前に踏切内に入り、立ち往生していた。現場の踏切には人や車などの障害物を検知する装置がある。

 装置は、警報機が鳴り出した…

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