高校のグラウンド隅にある家 校長先生が学校に住む理由

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井岡諒
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 熊本城のそばにある熊本県立第一高校。生徒らが部活動に励むグラウンド隅の扉を開けると、一軒の平屋住宅が立っている。住んでいるのは深水裕二校長(57)。毎朝その扉からグラウンドを通って出勤する。

 この住宅は「校長公舎」。深水校長は「管理職の1人が学校の近くにいるのは危機管理の点で大切」と話しつつ、「いつでも生徒が家の前を通るのでほっとできません。住所が学校と全く同じなので、先日は通販で買った商品が学校に届いていて恥ずかしい思いをしました」と苦笑する。

 熊本県によると、県立学校(…

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