300万円の時計・純金小判…百貨店、増税前に駆け込み

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石塚大樹 山本知弘
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 「どうせ買うなら、消費増税前がお得かも」――。そんな消費者心理をついた各百貨店の駆け込み商戦が熱を帯びている。高額な時計や七五三向けの晴れ着の売れ行きが好調で、厚手の冬物衣料の売り上げも伸びている。

 ウブロやタグ・ホイヤー、グランドセイコー松坂屋名古屋店では6日、約2千本の高級時計を集めた「プレステージウォッチフェア」が始まった。消費増税前の駆け込みをねらい、毎年11月に開く催しを2カ月前倒しした。

 中心価格帯は200万~300万円で、10日までの5日間での売り上げ目標は7億円だ。「出足は前年の実績よりも1割以上いい。この調子で目標額を上回りたい」と、担当の長谷川明宏さん(51)は意気込む。

 10月の消費増税では、税率…

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