胸つぶさない乳がん検診、記者が体験「全然痛くない!」

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阿久沢悦子
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 静岡県焼津市総合病院が3月からMRI(磁気共鳴画像法)を使った「痛くない乳がん検診」を始め、好評だ。従来の乳房を機械でつぶすようにして検査する「マンモグラフィー」に苦手意識を持つ記者(52)が「痛くない」というフレーズに引かれて、体験受診してみた。

 検査はDWIBS法というMRIの撮影技術を使って胸部の断面を数百枚撮影し、黒く映る病変を見つけるもの。日本人に多い「乳腺が発達した乳房」(デンスブレスト)でも、がんを見つけやすく、触診やエコーに比べ死角が少ないのが特徴という。

 焼津市立総合病院は2年前からDWIBS法を使ったがん検診を始めており、開発した東海大の高原太郎教授のすすめで、公立病院で初めてこの乳がん検診を導入した。民間病院も含め、全国でまだ十数施設しか実施していない。

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