小泉進次郎氏、初入閣で環境相に起用へ 内閣改造
安倍晋三首相(自民党総裁)は10日、11日に行う内閣改造で入閣させる19人の顔ぶれを固めた。小泉進次郎衆院議員を初入閣させ、環境相に起用する。萩生田光一・党幹事長代行は文部科学相に内定した。五輪相には、冬季と夏季の五輪に出場経験がある橋本聖子・前党参院議員会長を充てる。
小泉氏は父が純一郎元首相で、2009年に初当選し、当選4回。将来の首相候補の一人に数えられる。これまで復興政務官、党農林部会長、党厚生労働部会長を歴任した。8月にはフリーアナウンサーの滝川クリステルさんとの結婚を首相官邸で公表した。12年、18年の党総裁選では石破茂元幹事長を支持し、首相とは距離を置いてきた。首相としては人気がある小泉氏を起用することで、政権浮揚につなげるねらいもあるとみられる。
小泉氏は38歳。2008年の麻生太郎内閣発足時に34歳で少子化担当相に就いた小渕優子氏、1998年の小渕恵三内閣発足時に37歳で郵政相となった野田聖子氏に続き、戦後3番目に若い閣僚となる。
萩生田氏は安倍政権で官房副長官や党総裁特別補佐を務め、首相の最側近の一人として知られる。当初は党幹事長代行の続投が検討されたが、閣僚に起用される方向となった。
萩生田氏は17年に加計(か…
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