長野)蓼科高原映画祭、支えてきた茅野の小さな映画館

有料記事

依光隆明
[PR]

 22回目を迎えた小津安二郎記念蓼科高原映画祭が、茅野市で29日まで開かれている。細々と始まった映画祭も、今では上映作品20・入場者数5千人の大イベントに。立ち上げ時から陰で支えるのは市内の小さな映画館、新星劇場だ。

 ことしの目玉は小津作品の一つ「彼岸花」。28日に上映し、主演の山本富士子さんがゲストトークに登場する。ほかの上映作品は小津の「一人息子」、上田慎一郎監督の「カメラを止めるな!」、武内英樹監督の「翔(と)んで埼玉」、河瀬直美監督の「あん」など。洋画は「ボヘミアン・ラプソディ」「バジュランギおじさんと、小さな迷子」など。

 映画祭は21日に開幕。「彼岸花」や「カメラを止めるな!」は茅野市民館で上映するが、メイン上映館として9日間フル回転するのが新星劇場だ。

 座席数182。1957年に…

この記事は有料記事です。残り759文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら