石川遼、ミスで2罰打 ジュニア時代以来「迷惑かけた」

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 男子プロゴルフの石川遼が9月1日まで行われたRIZAP・KBCオーガスタ(福岡・芥屋GC)の最終ラウンド18番でうっかりミスから2罰打を受けた。バーディーフィニッシュが一転ボギーとなった。ホールアウト後、石川が口にしたのは同伴競技者への申し訳なさだった。

 パー5の18番。石川はグリーン手前からの第3打で絶妙のアプローチをみせ、ピン手前約60センチにつけた。バーディー確実。ギャラリーからも歓声が上がった。

 この後、より外から狙う同組の木下稜介のパットラインと重なったため、石川はグリーン上の球をマークして拾い上げ、パターのヘッド幅分、マークをずらした。しかし、元に戻すことなく「バーディーパット」を決めてしまい、スコアカード提出エリアへ向かった。

 そこで、競技員から「戻しました?」と聞かれ、石川は初めて元の位置へマークし直さなかったことに気づいたという。ゴルフ規則の「球をプレーしなければならない場所」の項に「プレーヤーは誤所から自分のインプレーの球をプレーしてはならない」とあり、これに違反したとして18番は2罰打となった。

 「不注意というか、完全に忘れていました。(同組)2人のパットを待って、戻すという感じだったんですけど、色々、考えていたのかな……」。ジュニア時代以来のミスという石川は、こう振り返った後、「自分が忘れたことで、一緒に回った選手にも迷惑をかけてしまったので申し訳なかった」と続けた。

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 木下らから「言うのを忘れて…

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