岡山)野良猫の不妊去勢、ネット寄付で支援

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雨宮徹
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 野良猫の多さに悩む備前市が今年度から、不妊去勢手術の費用の助成を始めた。ふるさと納税の一つでインターネット経由で募る「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」を活用。7月1日から寄付を募ったところ多くの好意が寄せられ、目標100万円を3週間余りで達成した。

 備前市は漁港がある日生地区など魚を扱う場所が多く、周辺に餌を求め住み着いた野良猫が多い。2017年には広島市のNPOが、捕獲した野良猫約70匹に不妊去勢手術をする取り組みをしたことがある。

 事業は「猫の命に寄り添うTNR推進プロジェクト」。TNRは、主に野良猫の捕獲(Trap)、不妊去勢手術(Neuter)、元の場所に戻す(Return)を意味する。不妊去勢手術費を希望する市民や動物愛護団体などに1匹5千円を上限に助成する。

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