第2次大戦の式典、ロシア招かれず 歴史認識で欧州と溝

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ワルシャワ=喜田尚
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 ナチス・ドイツが1939年にポーランドに侵攻して第2次世界大戦が始まってから80年となる1日、同国の首都ワルシャワで記念式典が行われた。ドイツのメルケル首相や米国のペンス副大統領が出席する一方、ロシアのプーチン大統領は2014年のウクライナ危機などを理由に招かれず、主な連合国側がそろった10年前の式典と様変わりした。

 式典でシュタインマイヤー独大統領は「我々は我が国が犯した罪を忘れず、伝えていく」とし、「ナショナリズムの高まりを、人々への憎悪を二度とくり返してはならない」と語った。

 式典に先立ち、ポーランドのドゥダ大統領とシュタインマイヤー独大統領は同日早朝、ポーランド中部の町を訪問。最初の空爆が始まった時刻に黙禱(もくとう)した。

 トランプ米大統領は、ハリケーン災害への対応を理由に出席を見送った。

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 一方、プーチン氏が招待され…

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