女性アスリートの健康、ピルで管理 生理の症状緩和

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大館市立総合病院産婦人科副部長 水沼槙人
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 東京五輪パラリンピックを来年に控え、近年女性アスリートの健康管理に注目が集まっています。

 女性アスリートの中には試合と生理が重なり、本来のパフォーマンスを発揮できなかったり、生理痛や生理前の頭痛・イライラなどで練習に集中できなかったりした経験を持っている人もいるでしょう。これらの生理に伴う症状に対し、低用量ピルの有用性が知られるようになりました。

 低用量ピルはもともと、排卵を抑える避妊薬として開発された薬です。現在は、①生理に伴う症状を和らげる②不規則な生理周期を調整する③生理の量を少なくする④ニキビを治療する、などの効能で女性の健康維持薬として使用されるようになっています。

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 服用方法は薬にもよりますが…

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