岐阜)丸窓電車が登場、信長像もお色直し 岐阜駅前広場

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高木文子
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 JR岐阜駅北口の駅前広場に今秋、懐かしの「丸窓電車」(路面電車)が戻ってくる。街中の公園から車両を移し、かつての電停(停留所)や石畳の軌道も復元する。高層ビルが並ぶ街の玄関口に、レトロな風景が生まれそうだ。

 岐阜市が28日発表した。駅前広場の完成10周年を記念して整備する。財界や岐阜商工会議所、市などでつくる実行委員会も丸窓電車の移設に合わせた「パレード」などの催しを企画している。

 丸窓電車は1926(大正15)年に製造された。全長13・3メートルで、乗降口近くの楕円(だえん)の窓が特徴だ。2005年に名鉄の路面電車が廃止されるまで、80年近く街を走った。いまは岐阜駅から1キロほど離れた金公園に移され、市重要文化財になっている。

 移設に向けて屋根を張り替え…

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