数々の交響詩やオペラを手がけたドイツ後期ロマン派を代表する作曲家、リヒャルト・シュトラウス(1864~1949)。没後70年の今年、大阪に拠点を置く四つのオーケストラが連携して、その作品を集中的に採り上げる。その名も4オケ共同企画「とことん リヒャルト・シュトラウス」だ。
SF映画の金字塔「2001年宇宙の旅」の映像美とともに神々しく鳴り響く、あの圧倒的な音楽。ご存じ、「ツァラトゥストラはこう語った」の冒頭だ。シュトラウスと聞いて、このシーンを思い浮かべる人も多いはず。分厚くゴージャスな音の洪水は、ならではの持ち味だろう。
この秋、大阪交響楽団、大阪…
【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら