買収難航・遺跡発見・山崩落…新東名、全線開通が延期に

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 中日本高速道路名古屋市)は27日、神奈川県伊勢原市静岡県御殿場市の間で建設している新東名高速の未開通区間(約48キロ)の全線開通の時期を、当初の2020年度から23年度に延期すると発表した。

 同社によると、伊勢原大山インターチェンジ(IC)―秦野IC間(約13キロ)は21年度に、秦野IC―御殿場IC間(約26キロ)は23年度に延期する。御殿場IC―御殿場ジャンクション(JCT)間(約7キロ)は予定通り20年度の開通を目指す。伊勢原JCT―伊勢原大山IC間(約2キロ)は、今年中の開通を見込むという。

 延期の理由について同社は、伊勢原大山IC―秦野IC間では用地買収の難航や旧石器時代の遺跡の発見、秦野IC―御殿場IC間では山間部の工事で崩落があったことなどを挙げた。

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