鹿児島)「暴言」指摘に反省・謝罪なし 出水の宮田市議

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城戸康秀
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 出水市の宮田幸一市議が市職員への暴言など不当行為を繰り返したとされる問題で、市議会の政治倫理調査特別委員会(築地孝一委員長)は26日、宮田市議から意見聴取した。個々の暴言について「録音でとってあるのであればそうなんでしょう」と述べる一方、行き過ぎを認める反省や謝罪の言葉はなかった。

 宮田市議の行為をめぐっては昨年12月、椎木伸一市長が、市職員倫理委員会の審査で2015年7月以降、計5件の不当行為が認定されたと発表。宮田市議には市職員の執務室に立ち入らないことや、職員が萎縮するような言動を控えるよう警告書を送った。

 特別委は市民からの調査請求を受けて今年2月に発足。市に録音データなどの情報開示を求めるとともに、職員からの聞き取り調査などを進めてきた。委員らはこの日、具体的発言として「うったぐろとなってきた(殴りたくなってきた)」といった言葉を挙げながら、暴言に当たるとして認識をただし、口々に反省を促した。

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 これに対し、宮田市議は「(…

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