J2からセリエAへ 冨安健洋、自らも驚くスピード出世

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堤之剛
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 2年前までサッカーJ2でプレーしていた20歳のディフェンダーが25日、世界でも屈指の守備の強国、イタリア1部のセリエAでデビューした。日本代表でもレギュラーを務めるDF冨安健洋だ。今季ボローニャに加入し、リーグ開幕戦の25日、ベローナ戦にフル出場した。

 体格やスピードなどの問題で、欧州トップリーグで活躍する日本のディフェンダーは数少ない。冨安はこの日、右DFで先発。手堅いプレーで1―1で引き分けたチームに貢献した。

 J2福岡の下部組織出身で、2017年まで福岡でプレー。187センチの長身でヘディングが高く、対人の守備が強かった。当時監督だった元日本代表主将の井原正巳氏もその才能を評価。19歳で福岡からベルギー1部のシントトロイデンに完全移籍した。そのシントトロイデンからわずか1年で、セリエAにプレーの場を移した。

 絵に描いたようなスピード感…

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