福岡)韓国からもゲスト 30日から自主制作映画祭

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佐々木亮
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 若手映画人たちが自主制作(インディペンデント)の作品を携えて集う「福岡インディペンデント映画祭」(FIDFF)が30日~9月1日、福岡市中央区六本松4丁目の市科学館サイエンスホールで開かれる。今年で11回目で、28本が上映される。監督や俳優として国際的に活躍し、福岡にも縁のある韓国のヤン・イクチュンさんらをゲストに招く。

 ヤンさんは、長編映画初監督作品の韓国映画「息もできない」で主演、製作、脚本、編集もこなし、2009年に映画祭「東京フィルメックス」の最優秀作品賞と観客賞を獲得した。「かぞくのくに」「夢売るふたり」などの日本映画にも出演し、昨年公開の「あゝ、荒野」ではキネマ旬報助演男優賞を受賞した。

 31日午後6時10分から、監督作品「しば田とながお」と主演作「けつわり」(安藤大佑監督)の短編2本を上映し、ヤンさんのトークがある。「けつわり」は筑豊で撮影された2006年の作品。戦時中、炭鉱から逃げ出した朝鮮人坑夫と、かくまった少年との交流を描く。題名は、過酷な炭鉱労働からの逃亡を指した言葉だ。

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