病気や障害の子ら富士山へ 千葉・松戸の薬剤師ら企画
青柳正悟
千葉県松戸市や周辺在住の病気や障害のある5人の子どもたちが24日、きょうだいや保護者とともに1泊2日の富士山ツアーに出発した。市内の薬剤師らで作るボランティア組織が参加費無料で企画し、医療スタッフら17人が同行。日ごろ、遠出する機会の少ない一行は「初めての富士山、楽しそう」と笑顔で大型バスに乗り込んだ。
ツアーに参加したのは同市と柏市、市川市在住の家族で、24時間の酸素吸入が必要な呼吸疾患、自力での活動が難しい筋肉の疾患、発達障害のある4~16歳の子ども5人と、そのきょうだい6人、保護者10人の計21人。薬剤師や看護師、会社員、主婦らがボランティアで付き添った。
この日は午前9時すぎに松戸市千駄堀の薬局前の駐車場に集合。「この2日間で、皆さんが何か一つでも感動を持ち帰ってくれたらいいと思う」との主催者のあいさつの後、記念撮影し、「がんばろう」と気勢を上げた。
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柏市の呼吸疾患のある4歳の…
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