新幹線走行中のドア全開、再発防止策 検知装置を導入へ

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細沢礼輝
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 東北新幹線「はやぶさ46号」が宮城県内を時速280キロで走行中にドアが開いた問題で、JR東日本は23日までに、原因となった「ドアコック」の戻し忘れを検知する装置を主力車両に取り付けることを決めた。また、出発前のドアの確認手順も見直し、再発防止に役立てる考えだ。

 ドアコックは、通常は車掌が一括操作するドアを、非常時や車内清掃の際に手動で開閉できるようにする装置。はやぶさ46号は仙台駅を出発する前の車内清掃の際、作業員が9号車のコックを戻し忘れていた。北陸、上越新幹線を走る最新型「E7系」や東海道新幹線を走る「N700系」は、コックのふたの開閉を検知して戻し忘れを防ぐ機能があるが、今回の「E5系」は備えていなかった。

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 JR東によると、新たに検知…

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