大河ドラマ機にオープン…西郷どん村の店、7カ月で休業

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神谷裕司
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 鹿児島県霧島市は22日、日当山(ひなたやま)温泉郷にある観光施設「日当山西郷(せご)どん村」のレストランと特産品販売所が9月1日から一時休業となる、と発表した。今年1月のオープン時から運営に当たってきた一般社団法人霧島商社(大山隆弘代表理事)が「集客が図れず、運営継続が困難」として、31日を最後に営業をやめる。

 市は、霧島商社に代わる管理運営事業者の公募を28日~9月30日に実施する予定。10月上旬~中旬には事業者を選定し、年内を目指して出来るだけ早い時期の営業再開に努めたいとしている。

 市によると、日当山は西郷隆盛がしばしば訪れた温泉地。NHK大河ドラマ「西郷どん」などを機に、市が観光施設の整備を進めてきた。2017年12月、西郷が日当山滞在時に宿泊した龍宝家をモデルにして建てた「西郷どんの宿」がオープン。今年1月23日にはレストランや特産品販売所、足湯、観光案内所も含めてグランドオープンした。総事業費は約6億6800万円。

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 市観光課によると、レストラ…

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