足立菜摘、平岡春人
第67回全日本吹奏楽コンクール四国支部大会(四国吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)は最終日の25日、松山市の市民会館大ホールで高校Aと職場・一般の2部門があった。計23団体が演奏し、高校Aで6団体、職場・一般で3団体が金賞に輝いた。
金賞団体のうち、高校Aでは伊予高(愛媛)と坂出高(香川)、職場・一般では藤原大征(ひろゆき)とゆかいな音楽仲間たち(愛媛)と高松市民吹奏楽団(香川)が四国代表に選ばれ、全日本吹奏楽コンクールに出場する。
伊予高の岩城志歩部長(3年)は「緊張で冒頭の入りがずれてしまいましたが、念入りに練習したハーモニーはきれいに合わせることができました。全国では、印象に残る伊予らしい音を観客に届けたいです」。坂出高の高石心部長(3年)は「納得のいく演奏ができて、ホッとしています。ここ2年は銅賞だった全国の舞台で、今まで以上の結果を残したいです」と意気込んだ。
藤原大征とゆかいな音楽仲間たちの田窪智昭団長代行(44)は「力を出し切れました。全国では、多くの方が聴けてよかったと感動する演奏をしたいです」。高松市民吹奏楽団の甲斐郁弥(ふみや)団長(25)は「落ち着いて、練習通りに演奏できました。他団体の演奏も素晴らしかったので、代表に選ばれてホッとしています」と喜んだ。
全日本は高校の部が10月20…