スポーツクライミングの世界選手権は20日、東京・八王子で第9日があり、スピード、ボルダリング、リードの総合成績を争う「複合」の女子決勝で野口啓代(あきよ、TEAM au)が銀メダルを獲得。日本勢最上位で、2020年東京五輪の代表に内定した。野中生萌(みほう、XFLAG)は5位、森秋彩(あい、茨城県連盟)は6位、伊藤ふたば(TEAM au)は7位だった。ヤンヤ・ガルンブレト(スロベニア)が2連覇。

 五輪代表枠は2。今大会で日本勢2番手だった野中は、五輪代表2枠目の選考対象となる資格を取得した。森、伊藤は11~12月にフランスで開催される五輪予選や、2020年4月開幕のアジア選手権で資格取得を目指すことになる。有資格者のうち、同年5月開催の複合ジャパンカップで最上位になった選手が2枠目の五輪出場権を得る。

■最初で最後の五輪へ「本当に夢…

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