あおり運転、ひとごとじゃない 直面した時どうすれば?

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八木拓郎
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 茨城県守谷市の常磐自動車道上で車を止めさせて男性会社員(24)を殴ったとして、会社役員宮崎文夫容疑者(43)=大阪市東住吉区桑津1丁目=が傷害容疑で茨城県警に逮捕された。この事件で注目を集めているのは、男性に対して行ったとされる「あおり運転」だ。

 あおり運転が社会問題化したのは2017年6月。神奈川県の東名高速で、あおり運転をされたワゴン車が追い越し車線上での停車を余儀なくされ、後続の大型トラックに追突された。ワゴン車に乗っていた夫婦2人が死亡し、姉妹がけがをしたこの事故を受け、警察庁は昨年1月、摘発強化を全国の警察に指示した。

 警察庁は、あおり運転の事例として、前の車両への激しい接近▽不必要な急ブレーキ▽後ろの車両に急ハンドルなどを強いる進路変更▽ほかの車両の妨害を目的としたハイビームの継続▽しつこいクラクション▽車体を極端に接近させる幅寄せ――といった行為を挙げている。

 運転中にあおられたらどうすれば良いのか。警察庁は、相手を先に行かせる▽できる限り人目がある安全な場所に停車する▽窓を開けない▽車外に出ず、ロックをして110番通報する――を挙げる。

 特に高速道路上では、パーキ…

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